近くて遠い沖縄


【距離をわかりやすくするために地図の角度を変えています】


先日、沖縄のことをブログに書きましたが、学生時代のことをふと思い出したので書いてみます。

私は、京都龍谷大学で4年を過ごしました。

なぜ龍谷大学に行ったかというと、熊野海水浴場より深~いワケがあるのですが、それはまた後日に。

とにかく、私は知人も友人も親戚もいない京都に単身乗り込み学生生活を始めたのでした。

そこはほとんど人見知りしない私の性格もあって、それなりに友人に恵まれたのですが、どうしても避けられないのは出身地の話。

関西弁飛び交う京都にあって、一人標準語を話せばそりゃあ出身地を聞かれます(笑)

最初に言われたのが、「埼玉とか茨城の人?」

なんで?

「標準語を話すから東京の人っぽいが、何かうさんくさい標準語だから」

いやいやいやいや…うさんくさいって。埼玉とか茨城の人に謝って!(笑)


「違います。種子島です。」

「ああ~、知ってるわ! 沖縄の近くやろ!!」


この言葉を何度聞いたことか…。

おそらく、種子島人あるある。

私もめんどくさいので、ついそうそうって言ってしまうんですが…

遠いわ!!沖縄!!


地図を見てください。

種子島ー沖縄の距離は、大阪ー東京間より遠いわ!

じゃあ何か?大阪の人に「大阪? ああ~、東京の近くね!!」って言ったら間違いなく「お前、アホか!?」って言いますよね(笑)

実は遠いんです。種子島と沖縄。


京都時代の一番アホな友人Tくんが先日、

「久しぶりやな!今出張で沖縄おんねん! ちょっとおいでや!」

行かれへん!!!!!!!!!!!

彼には一応きちんと説明しました。
そもそも種子島と沖縄は遠いこと。
そして、種子島から沖縄への直接の交通手段は存在しないこと。

種子島から沖縄に行くには、一度鹿児島に上がって、そこから飛行機なり船なりで下らなくてはならないのです。

「ふ~ん。じゃあ泳いでおいでや!」

お前、アホか!?


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