太陽のうずらのたまご


今年のマンゴーの収穫が始まってから2週間ほど経ちました。
最近やっと収穫量がまとまってきた感じで、昨日は60kgほどありました。
前半のピークですね。

今年のやまうら農園のマンゴーの特徴は、「ミニマンゴーが多い!!」の一言に尽きます…。

マンゴー農家なら必ず知ってる「ミニマンゴー」。別名「ピンポン玉」とも呼ばれます。
そう。卓球のピンポン玉くらい小さなものもあるのです。


隣で比べると一目瞭然。左がミニマンゴーですね。

このかわいいミニマンゴー、実は小さくても味は超甘い。むしろ、普通のマンゴーより甘いものも多いです。

そんなおいしいものがあるのか! と思われた方もいるかもしれませんが、このミニマンゴー、農家にとってはちょっと憎らしい存在でして。

マンゴーは1本の木につける実の数が多すぎると品質が落ちてしまうので、あまり実をつけすぎないように、実が小さくて青いうち(小指の先ほどの頃)に強制的に摘んで数を減らしていきます。

これを「摘果」といいます。

この摘果作業の結果、残された実は栄養がたくさん回るようになって大きくおいしくなっていくのです。

が、大きくおいしくなってもらうために残したマンゴーが大きくならなかった!!

それが、ミニマンゴー…

農家にしてみれば、「話が違う!!」と言いたくなる存在です。

おいしくはなるんですけどね~。なにせ小さすぎます。

私たちの仲間内では、このかわいい悪魔を、某県のブランド名をパロディって、【太陽のうずらのたまご】と呼んでます(笑)

なぜ大きくならないかはそのうち書きたいと思います。

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